ロンドン当局に自首出頭したと報道されている WikiLeaks のジュリアン・アサンジ氏(GIZMODOjapan-【速報】Wikileaksジュリアン・アサンジ編集長逮捕)ですが、数ヶ月前に公表された “thermonuclear” オプションと呼ばれる 1.4GB の重要機密ファイルの暗号キーの扱いはどうなるんでしょうね。
現在も WikiLeaks の”保険”と言われるこのファイル、BitTorrent でここから落とせて現在も拡散中です。
このファイル AES-256bit で暗号化されているそうですので、まず WikiLeaks から暗号キーが流出しない限り復号化されることはないでしょうが(そんな簡単にこの暗号が破れたらその方が問題ですね)、内容は “thermonuclear”(核兵器級) とのことで、相当な機密のようですが、どうやら収集した未修正書類が多数含まれているようです。
ところで、この AES は元々アメリカ合衆国が採用した暗号化方式なので、バックドア が仕掛けられていて、アメリカ当局は解読できるのではないか?という噂は、結構前からありますね。どうなんでしょ?。(それこそ最高機密か…)。
WikiLeaks は今後も、情報を順次公開していく方針だそうですが、冷静な対応を切に望みます。
記事元:How Secure Is Julian Assange’s “Thermonuclear” Insurance File?.