以前書きましたが、Buffalo の WHR-AMPG がこともあろうに当サイトにつながらなくなったため DD-WRT へ改造しました。
そもそも、WHR-AM54G54 に変更して、しのいでいたのですが、AirStation 間の速度が 500KB/s で頭打ちになってしまったため(以前は 1GB/s以上出ていた)、DD-WRT での復帰を計画しました。
使用した DD-WRT のファームは、WHR-HP-G54 用
- Chipset Broadcom5352
- RAM 16 MB
- FLASH 4 MB
で OK です。V24 prePS2[Beta] Build 13064 dd-wrt.v24_std_generic.bin を使用しました。WHR-AMPG は、WHR-AM54G54 の高速版のようで、書き換えると 機種名が WHR-AM54G54 と表示されます。
必要なソフトは、tftp です。
Windows な方 TFTP-Client for Windows は、同ページの tftp.exe
Linuxな方 インストールしていなければ tftp パッケージを取ってくる
Mac な方 既にインストール済み
WHR-AMPG は tftp での転送で一発書き込みができます。
インストール
- 電源を入れて完全に起動後、WHR-AMPG底部のInitスイッチを3秒以上押して、diagランプ(赤い歯車みたいなランプ)が点滅するのを確認して初期化します。IPアドレスは192.168.11.1になります。必ず初期化してください。
- 接続する PCのIPアドレスを192.168.11.2 mask 255.255.255.0 にします。
- DOS窓またはターミナルを開きます。
- Window な方 tftp -i 192.168.11.1 put dd-wrtv24_std_generic.bin と入力しておきます。(まだリターンキーは押しません)
- Linux な方 tftp 192.168.11.1 -m binary -c put dd-wrt.v24_std_generic.bin と入力しておきます。(まだリターンキーは押しません)
- Mac な方 tftp -e 192.168.11.1
tftp>put dd-wrtv24_std_generic.bin と入力しておきます。(まだリターンキーは押しません) - WHR-AMPGの電源の接続をいったん切ります。
- WHR-AMPGの電源を入れ、5秒後位にリターンキーを押します(赤い Diag ランプが点いたあたりがよいです)。
- ファームが転送され、自動的に再起動します。電源ランプと g のランプが点けば成功です。
不運にも、いつまで立っても ‘g’ の緑ランプが点かない場合は失敗です(‘a’ ‘g’ とも点いた場合はファームが更新されていません)。
失敗しても、最初の 5秒での転送部分は生きているので再トライ可能です。
更新に成功すると、電源と ‘g’ の緑ランプのみが点灯します(でも、’a’ も使えるので大丈夫です)。
再起動後、IP アドレスは 192.168.1.1 (192.168.11.1 ではありません(:-p)になります。有線/無線 LAN で接続すれば 管理者名とパスワード設定画面が表示されるので、設定した後、WHR-AMPG 自体の設定をして終了です。
ちなみに、Linux の firefox では、無線 LAN の設定項目が一部でませんでした。ご注意ください。
これで、RADIUSサーバーでの認証も可能になります。Dynamic DNS もWHR-AMPG の設定のみで使用できるのでおすすめです。
ちなみに、DD-WRT で何とか 1GB/sまで出るようになりました。
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