AirMac Express のプライベートキー公開される

記事元: Apple AirPlay Private Key Exposed, Opening Door to AirPort Express Emulators.

ソフト開発者の James Laird 氏は、AirMac Express をリバースエンジニアリングして、RSA プライベートキーを見つけ AirMac Express エミュレーターソフト ShairPort を作成しました。

AitPlay を使用して、音楽をリモートで聞くためは Apple Airport Express を使う必要がありました。

  • iTunes — stream to –> Apple Airport Express
  • 3rd party software — stream to –> Apple Airport Express

こうして、Airport Express にスピーカーを接続すれば、iTunes の曲が聞けるようになります。

今回、エミュレーターを組み込んだ機器を使えば

  • iTunes — stream to –> 3rd party software/hardware

と、組み込んだ機器が AirMac Express と同様に見えるようになります。

今回、ubuntu 10.04 / Fedora12 で動作出来るか試してみました。
まず、shairport-0.03.tar.gz を落としてきて解凍します。中の INSTALL に書かれているように環境を整備します。

以下の物がインストールされている必要があります。

  • openssl
  • libao
  • avahi (avahi-daemon が動いていること avahi-publish-service コマンドへのパスが通っていること)
  • Perl

libao と avahi が入っていることを確認しましょう。
Debian/Ubuntu では以下のパッケージが必要です。

libssl-dev libcrypt-openssl-rsa-perl libao2 libao-dev2 libio-socket-inet6-perl libwww-perl

(ubuntu 10.04 では, libao-dev2 は見つからず、取り合えす libao-dev を入れました)

あと、Perl の CPAN モジュールとして以下の物をが必要なのでインストールします。

  • HTTP::Message
  • Crypt::OpenSSL::RSA
  • IO::Socket::INET6

これで、準備は OK です。

解凍したディレクトリで make を実行し、実行ファイルを作成します。

“perl shairport.pl” と shairport.pl を root 権限で動かします。

Mac の iTunes に戻って、左サイドからミュージックを選択すると、右下に “AirPlay” マークが出てきます。

ShairPort が AirPlay の対象になっています!!。「複数のスピーカー」を選択すると

私の ThinkPad は AirMacExpress としてバッチリ認識されていますね。

これで、ThinkPad から音が出れば最高だったのですが残念ながら音はでません。そこまで実装していないのか fedora12(ubuntu は parallels) で確認したから?そこまで追求していません。

だって、shairport.pl にバッチリ RSA プライベートキー が書いてあるんですもん。本人もキッパリ、リバースエンジニアリングして見つけたと書いてあるし、商品化したら Apple が黙ってないですよね。

 

macman について

やっぱりマックでしょ!と言いながらも、Windows や Linux も使ういい加減な管理人。 IT クラウドを夢見て、悶々と過ごす日々。
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