Kaspersky Anti-Virus for Mac 8.0.2.460 がリリースされました。
64ビットカーネルで動作するMac OS X v10.6へ対応しました
キター!!!
早速、Mac mini サーバーを 64ビットカーネルにして無事実行中。今まで Kaspersky 自体が不安定だったのでこれで治るか数日様子を見てみます。
【新機能】
- スキャンにおけるiSwift技術の採用
iSwift技術を使用することで、2回目以降のフルスキャンにかかる時間が短くなりま した。プロテクション・ウイルススキャンでのiSwift技術の使用/不使用を切り替えるには、環境設定ウインドウでセキュリティレベルを編集します。 - ドラッグ&ドロップによるスキャンの実行
スキャンしたいオブジェクトをドラッグしてKasperskyのアイコン(Dock)に ドロップすると、スキャンを実行できます。また、 Kasperskyのメインウィンドウへドロップしても、スキャンを実行できます。
【改善点】
- Mac OS X v10.6に関する多くの問題の解決
64ビットカーネルで動作するMac OS X v10.6へ対応しました。 - スキャンの最適化
前回のスキャン以降に新規作成・更新されたファイルだけをスキャンできるようになりました。プロテクション・ウ イルススキャンでのこの機能の使用/不使用を切り替えるには、環境設定ウインドウでセキュリティレベルを編集します。 - ユーザーインタフェースの改善
- ウイルススキャンが、メインウインドウからすばやく実行できるようになりました(ウイルススキャン画面はなくなりました)。
- メインウインドウでのウイルススキャンの進行状況・結果の表示が、わかりやすくなりました。
- 環境設定ウインドウで、スキャンタスクの作成・管理や、フルスキャン・クイックスキャンの対象オブジェクトリストの設定ができる ようになりました。
- レポートウインドウで、プロテクション、ウイルススキャン、アップデートの開始・停止ができるようになりました。
- レポートウインドウの[検知]タブでは駆除されたオブジェクトが、[イベント]タブでは保存されているすべてのログが、それぞれ 常に表示されるようになりました(表示を切り替えるための項目[駆除したオブジェクトを表示する]・[すべての処理を表示する]はなくなりました)。
- ※
- ログの保存については、環境設定ウインドウの[レポート]で設定しま す。
- 既知の問題の解決
次の問題が解決されました。- スキャン対象に「/」(シンボリックリンクを含む)を設定した場合、スキャンタスクが終了しない。
- アップデート、フルスキャン、クイックスキャンで、スケジュールを[1回]に設定する際、設定と異なる日時が環境設定ウインドウ に表示される場合がある。
- スキャン対象オブジェクトリスト上で表示されるショートカットメニューの[サブフォルダを含む]が機能しない。
- レポートウインドウ左下のアイコンをクリックして表示されるメニューから[完了したタスクをすべて削除]を選択しても、完了した タスクのレコードが削除されない。
- 定義データベースのアップデート後に、メインウインドウの一部が再描画されない。
- その他の問題の解決
動作が不安定になる問題や、隔離とバックアップ・信頼ゾーンにおける問題が解決されました。